起業は失敗と背中合わせ
起業後の生存率の調査によると、帝国データバンクのデータでは、5年後の生存率は約82%、10年後には約70%、20年後には約50%まで低下するとなっています。
また、経済産業省の調査では、1年後の生存率は約73%、2年後の生存率は約61%、3年後の生存率は約50%、5年後の生存率は約40%となります。
上記データより、残念ながら創業・起業では、せっかく事業を立上げても生存率は高くないとの結果になっています。
大切なのは、この現実を受け入れたうえで創業・起業を検討する必要があります。起業には、希望ややりがいがありますが、一方でリスクもあります。
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必見!起業で失敗しない3つの方法
誰かに相談していれば・・・
当事業所では、創業・起業支援をしていますので、開業した結果うまくいかず相談に来るケースが多々あります。話を聞いてみると、事業を始めるにあたって必ずやっておきたいことを実践しておらず、フワフワしたような状態でスタートしてしまっているケースが多いと感じています。
なかには事前に金融機関などに相談をしに行っているケースもあるのですが、目的が資金調達であることから、融資の書類と記載方法の説明を受けることがメインとなってしまっています。それは、資金調達の相談であり、創業・起業そのものの相談ではないのですが、ご本人は起業の相談をしたものと思ってしまい安心しているように思えます。
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専門家が徹底解説!起業時の融資(資金調達)はどうすればいいの?
専門家にしっかりと相談する
創業・起業ははじめての経験という方がほとんどになります。かつ上記に記載している通り、起業の生存率は低いです。そうなると、創業・起業を迷っているのであれば、やはり起業の専門家のアドバイスをしっかりと受けることをお勧めします。ポイントは、しっかりとアドバイスを受けることと起業の専門家であることです。
起業そのものを総合的に分かっている専門家がベターです。例えば、金融機関は資金調達の専門家であって創業・起業の専門家ではございません。おそらく、創業・起業に迷った際に相談するところではありません。資金調達の際に相談すべきところになります。
創業・起業の先輩(経験者)に相談する
専門家以外でお勧めなのが、創業・起業の先輩に相談することです。できれば、ご自身と境遇が似ている経験者がいいでしょう。例えば、これから始める事業と同じ業種・業界であるとか、事業をお一人でスタースしたい場合は、個人事業主として1人でやっている方などがそれにあたります。
経験者は、スタート時の課題や苦労および成功・失敗体験をよく理解していますので大変参考になるはずです。
▼お役立ち情報「起業時の相談先」について記事はこちら▼
★教えて!起業する際の相談先と注意点★ | わたしの”起業・会社設立”相談窓口
まとめ
創業・起業をする・しないは誰でも迷うことです。迷っているのであれば、ご自身だけで解決するのではなく起業の専門家や経験者に相談してアドバイスを受けることが重要です。
人に相談することや頼ってみることは決して恥ずかしいことではなく、むしろその大切なスキルだと感じています。頼ることは、学ぶことであり、成功に導くことでもあります。また、頼られたほうも嬉しいものです。
創業・起業に迷った際は、是非とも相談してみてください。
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