失敗しない起業とは

「創業するのか、しないのか。」創業するのであれば、「失敗したくない。」のでどうすれはいいかなどを起業家はすごくお悩みになります。実際、そのような相談は年に数回必ずございます。その際に起業するのであれば、以下のようなことをアドバイスさせていただいております。

  • お金をかけない
  • 小さく始める
  • やりながら修正する

特に「お金をかけない」や「小さく始める」などはよく言われるフレーズですが、そこには理由がございます。

「お金をかけない」ことは撤退しても被害が少なくて済むからです。起業は皆さまが思うよりもうまくいかないものと結論付けていいと思います。それ故に、被害の程度をコントロールできる状態にしておくことが大切になります。

創業は自身が考えた通りの結果にならないことの方が多いと思います。「小さく始める」ことで、実際の事業が現場でどうなっていくかを小リスクで体感することができます。まずは、小さくともいいので実際の事業を体験し、黒字を目指すことが求められます。

「やりながら修正する」は、時間がもったいないからです。準備が完全に整ってから行動するのでは遅いと思います。そもそも完全な準備というものはお客様が決めるものであり、机上で決まるものではございません。多くの人と会い、意見を聞きながら合わせていく方がよほど効果的です。また、スタートが遅いと資金が無くなってしまいますので、そのような余裕は無いと思います。