苦戦するケースが多い「テレアポ」を改善してみましょう!

創業当初は、(業種にもよりますが)とにかく営業や集客で売上の数字を作っていくことが重要です。

その中で、想定よりも苦戦してしまうのが電話を利用したアポイントになります。当事業所にご相談にいらっしゃる起業家のお話を聞くと、数百件も電話をかけているものの、面談の機会すら取れないケースがございます。もちろん、商品サービスの内容に原因があることもございますが、電話口でのトーク術も大きな要素になっていると考えられます。

以下について心当たりがないか考えてみてください。

  1. 自社の商品サービスのみを案内するような自社メインの会話になっていないか。(相手のお悩みをヒヤリング(または予想し)し、その課題を解決できるようなお客様目線の内容にする。)
  2. 面談の日時を相手に合わせていないか。(相手の日程に合わせると連絡が来なくなるので、日程はこちらからいくつか候補日を案内し、その場で決めてもらう。)
  3. トークを円滑に進めるようなマニュアル集を作っているか、またロープレをしているか。(「あいさつをして名前を名乗る→要件を簡潔に伝える→面談の日程を複数提示しながら調整する→感謝を伝えて丁寧に電話を終える」などの流れをつくる。加えて、会話の内容などをある程度決めることで電話がスムーズに進むよう事前準備が必要。)

テレアポは成約率もかなり低いことから、精神的にきつい業務であるため誰もがやりたくないものです。しかしながら、避けては通れないのであれば効果的に実践するよりこざいません。また、やりがなら自社の課題や強みが見えてくることもございますので、いろいろ考えながら実践してみましょう。