【30年の相談現場で本当にあった話】記帳を後回しにしたことで起きた問題
はじめに
こんにちは。
**わたしの起業相談窓口(行政書士・相続と起業の相談窓口)**の下村です。
私は銀行員として14年間勤務し、その経験を含めて30年以上にわたり創業・起業支援に携わってきました。
起業したばかりの経営者の多くは、営業や商品づくり、お客様への対応などで毎日忙しく過ごしています。
そのため、
「記帳は時間ができたらまとめてやろう。」
と考えてしまう方も少なくありません。
しかし、30年以上の相談現場では、記帳を後回しにしたことで、経営判断が遅れたり、資金繰りに影響が出たりしたケースを何度も見てきました。
今回は、その中の一例をご紹介します。
※実際の相談事例をもとに、個人や企業が特定されないよう内容を一部変更しています。
「忙しいから、あとでまとめて入力します」
ある経営者の方は、開業直後から順調に仕事が増えていました。
毎日現場を回り、休日も仕事をこなすほど忙しい日々でした。
その一方で、会計帳簿への記録は後回しになっていました。
「落ち着いたらまとめて入力します。」
そう話されていましたが、その”落ち着く日”はなかなかやってきませんでした。
お金はあるはずなのに、不安になる
数か月後、その方から相談を受けました。
「売上はあるはずなのに、お金がどれくらい残っているのか分かりません。」
帳簿が整理されていなかったため、
・利益がどれくらい出ているのか
・経費はいくら掛かっているのか
・今後の支払いに備えられるのか
が分からない状態になっていたのです。
経営者にとって一番怖いのは、「数字が見えないまま経営すること」ではないでしょうか。
記帳は税金のためだけではありません
「記帳は税務署へ提出するためのもの」
そのように思われる方もいらっしゃいます。
もちろん、それも大切な役割です。
しかし私は、記帳は経営のために行うものだと考えています。
数字が見えるから、
売上の変化に気付き、
利益を確認し、
資金繰りを考え、
次の経営判断ができます。
記帳は、経営者にとって会社の現在地を確認するための地図のような存在です。
早めに状況を整理したことで見えてきたもの
この会社では、取引内容を整理し、数字を一つずつ確認していきました。
すると、
利益が出ている仕事とそうでない仕事。
毎月固定で掛かっている経費。
今後予定されている支払い。
こうしたことが明確になり、経営者の方も安心して判断できるようになりました。
「数字が分かるだけで、こんなに安心できるんですね。」
その言葉が今でも印象に残っています。
私が設立後の相談を大切にしている理由
私は会社設立の手続きをするだけではありません。
銀行員として14年間勤務し、その経験を含めて30年以上、多くの経営者を支援してきた中で感じるのは、会社は設立してからが本当のスタートだということです。
だからこそ、
設立後の資金計画。
事業計画。
金融機関との付き合い方。
経営の進め方。
こうしたことも含めて、一緒に考える「伴走型支援」を大切にしています。
なお、具体的な記帳方法や会計処理、税務申告については、税理士などの専門家と連携しながら進めることをおすすめしています。
最後に
忙しい毎日だからこそ、記帳は後回しになりがちです。
しかし、数字が見えなければ、正しい経営判断はできません。
会社を長く続けるためには、売上だけを見るのではなく、「会社の数字」を把握することが大切です。
私はこれからも、銀行員として14年間勤務し、その経験を含めて30年以上の起業支援で培った経験を活かし、会社設立だけでなく、設立後も安心して経営を続けられるよう、皆様に寄り添いながらサポートしてまいります。
起業・会社設立のご相談は「わたしの起業相談窓口」へ
会社設立は、会社を作ることがゴールではありません。
事業を安定して継続し、地域から信頼される会社へ育てていくことが、本当のスタートだと私は考えています。
銀行員として14年間勤務し、その経験を含めて30年以上、創業・起業支援に携わってきた経験を活かし、
- 株式会社・合同会社設立
- 創業融資のご相談
- 事業計画書の作成
- 資金計画・経営相談
- 補助金活用のアドバイス
- 設立後のアフターサポート
まで、一貫してサポートしています。
起業前の不安や、設立後の経営に関するお悩みも、お気軽にご相談ください。
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皆様からのご相談を心よりお待ちしております。