会社を設立すると、多くの方がこのようにおっしゃいます。
「営業は得意ですが、数字は苦手です。」
確かに、経営者が会計士や税理士のように専門的な知識を持つ必要はありません。
しかし、
会社を経営する以上、最低限押さえておくべき数字があります。
実際に、元銀行員として多くの会社を見てきましたが、会社が成長するかどうかは、「数字を見ている社長」と「見ていない社長」で大きな差が生まれます。
今回は、秋田市で会社設立をされた方へ、社長が最初に覚えるべき数字について分かりやすく解説します。
① 預金残高(手元資金)
一番大切なのは、
会社の預金残高です。
「利益は出ているから大丈夫。」
そう思っていても、
口座にお金がなければ、
- 家賃
- 給与
- 仕入れ
- 借入金の返済
を支払うことができません。
会社は、
利益ではなく、
現金がなくなることで倒産します。
毎朝、
会社の預金残高を確認するくらいの意識を持ちましょう。
② 毎月の売上
今月、
いくら売上があったのか。
前年同月と比べてどうなのか。
計画と比べてどうなのか。
この数字を把握していない社長は意外と少なくありません。
売上は、
毎月確認する習慣をつけましょう。
③ 利益
売上だけ増えても意味はありません。
例えば、
100万円売り上げても、
経費が110万円なら赤字です。
逆に、
80万円の売上でも、
利益が20万円残れば、
経営としては良い結果かもしれません。
「売上」と「利益」は別物であることを理解しましょう。
④ 固定費
毎月必ずかかる費用、
つまり固定費も重要です。
例えば、
- 家賃
- 人件費
- 通信費
- リース料
- 保険料
固定費が高いほど、
毎月必要な売上も増えます。
創業時は、
固定費をできるだけ抑えることが重要です。
⑤ 借入金の返済額
創業融資を受けた場合、
毎月返済があります。
その返済額を把握せずに経営していると、
資金繰りが苦しくなることがあります。
「今月はいくら返済するのか」
「あと何年返済が続くのか」
を常に意識しましょう。
⑥ 売掛金と入金予定
売上があっても、
まだ入金されていないお金があります。
これが売掛金です。
例えば、
4月に仕事をしても、
入金は6月になることがあります。
そのため、
売上だけではなく、いつお金が入ってくるのか
を把握することが重要です。
元銀行員が最も見ていた数字
銀行員時代、
決算書を見る前に、
まず確認していた数字があります。
それは、
「会社に現金がどれだけ残っているか」
です。
利益が出ていても、
預金残高が少ない会社は、
資金繰りに苦しんでいる可能性があります。
逆に、
利益がそれほど多くなくても、
現金がしっかり残っている会社は、
経営に余裕があります。
だからこそ、
私は経営者の皆様へ、
「利益よりもキャッシュ(現金)を大切にしてください。」
とお伝えしています。
数字を見る習慣が会社を強くする
数字を見ることは、
難しい会計を勉強することではありません。
例えば、
毎月、
- 預金残高
- 売上
- 利益
- 固定費
- 借入金残高
を見るだけでも、
経営の判断は大きく変わります。
数字は、
会社からのメッセージです。
毎月確認する習慣をつけましょう。
秋田市で会社設立なら「わたしの起業相談窓口」へ
**わたしの起業相談窓口(運営:行政書士・相続と起業の相談窓口)**では、
会社設立だけでなく、
- 株式会社・合同会社設立
- 創業融資
- 事業計画書作成
- 資金調達
- 資金繰り相談
- 経営相談
- 設立後1年間のアフターサポート
まで、一貫してサポートしています。
元銀行員として、
「銀行がどの数字を見ているのか」
「社長が毎月確認すべき数字」
についても分かりやすくアドバイスしています。
お客様の声
「売上だけを見て経営していましたが、預金残高や固定費を見る大切さを教えていただきました。数字に対する考え方が変わりました。」(秋田市・建設業)
「銀行員の経験をもとに資金繰りの見方を教えていただき、毎月の経営会議でも数字を意識するようになりました。」(秋田市・サービス業)
まとめ
社長が最初に覚えるべき数字は、
- 預金残高
- 売上
- 利益
- 固定費
- 借入金返済額
- 売掛金・入金予定
この6つです。
経営は、
感覚ではなく、
数字で判断することが重要です。
創業したばかりの会社ほど、
数字を見る習慣を身につけることで、
資金繰りの悪化を防ぎ、安定した経営につながります。
よくある質問(FAQ)
Q. 会計が苦手でも社長は数字を覚える必要がありますか?
はい。専門的な会計知識までは必要ありませんが、預金残高や売上、利益、固定費など、経営判断に必要な数字は把握しておくことが大切です。
Q. 毎月どのような資料を見ればよいですか?
試算表、預金残高、売掛金一覧、借入金返済予定表などを毎月確認する習慣をおすすめします。
Q. 税理士に任せているので数字を見なくても大丈夫ですか?
税理士は会計・税務の専門家ですが、経営判断を行うのは社長です。毎月の数字を確認し、自ら判断することが会社を成長させるポイントです。