知っておきたい!個人事業主が悩む法人化のタイミング

▼法人化とは

法人化とは、個人事業の形態を法人という組織に変更することです。合同会社や株式会社に組織変更するイメージで良いかと思います。

▼何故、法人化を検討するのか

個人事業主の皆様は、このまま個人事業主のまま事業を続けるのか、あるいは法人化をしてビジネスをしていくのかの選択肢がございます。また、事業が順調であればあるほど法人化は意識されるものでございます。

何故、事業が順調であれば、法人化を検討するかということですが、やはりビジネスを大きくしたい、あるいは「節税」が期待できることの2点が大きいと考えます。

▼法人化のメリット

法人化のメリットは様々ございますので、その一部を以下に記載します。

  • 給与所得控除が利用できる
  • 妻(家族)に給与を支払うことが可能となる
  • 退職金の支払いができる
  • 信用力が増す
  • 取引先の増加が期待できる
  • 消費税が最大2期免除になる
  • 欠損金の繰越が10年間となる

▼ビジネスを拡大する

法人化することで、これまでよりも取引先の増加が期待できると言われております。一般的に、法人化すると信用力が増すと言われているからであり、これまで取引できていなかった大手企業との取引もしやすくなるメリットがございます。また、取引先によっては、法人しか取引しない企業もございますので、法人化することで、それまでの課題が解決できることになります。

▼節税が期待できる

法人化は、税制上のメリットを享受できる場合がございます。所得税と法人税の税率が異なることに起因します。つきましては、それぞれの税額を計算することで、どれくらい節税できるかが分かります。そのためには、個人事業主としての所得がある程度あがっていなければなりません。目安としては、600万円とも800万円とも言われております。個々に状況が違いますのでくれぐれもご注意ください。

▼法人成りのデメリット

  • 法人かは費用がかかる(登記費用等)
  • 赤字でも費用がかかる(法人住民税など)
  • 社会保険に加入しなければならない
  • 自由にお金が使いづらくなる
  • 事務処理にかかる費用が増える

▼結論(まとめ)

個人事業主が法人化するタイミングとしては、まずは利益を確認しましょう!あわせて、ビジネスをどうしたいのかの目的をはっきりと持ち、法人化を検討してみましょう。また、法人化はメリットばかりではないので、デメリットについても事前に確認していくことが重要です。

 

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