起業・創業者における成功への道!開業時の営業は「量」を重視する

「量」を重視する営業のススメ

当事務所では、長年にわたり起業・創業者をサポートしております。起業で成功する方もいれば、なかなか成長していかないケース、残念ながら撤退してしまうケースなどそれぞれ結果は異なります。その中の成功しているケースで、皆様にご紹介しておきたいことは「量を重視した営業」に徹底した方ほど、事業がうまくいっている傾向があることです。

開業時には「量を重視する営業」が必要な理由がある

開業時には、できるだけスピーディに売上を伸ばして経営を安定させることが必要になります。

特に自己資金が少ない段階で起業したケースでは、人件費や地代家賃などの運転資金を借入金のみで対応しているため、運転資金が底をつくと事業の継続ができなくなってしまいます。また、運転資金は一般的に3カ月程度しか対応してくれないケースが多く、それまでには結果を出さなければなりません。

結論から申し上げますと、質を重視している余裕は無いことが実態です。

営業量を増やすことで「質」を向上させていくほうが良い

それでは、営業における「量」と「質」はどちらが重要なのでしょうか⁉

特に、起業・創業時においては「量」を重視することをお勧めします。

とにかく、何度も人に会って名前と仕事を覚えてもらいながら、相手側のニーズを聞き取り都度対応していく。その作業の中で「質」も意図的に向上させていくことが大切です。

少なくと開業後3年程度は、「量」重視の営業を優先したほうが売上が上がると考えます。なお、いつか「質」が量を上回る可能性はあるのですが、そこまで「量」を頑張れるかどうかにかかってくると思います。

営業のスタートを送らせてはならない

まだサービスや商品内容が完璧でないなどの理由で営業開始を遅らせているなど考えていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

時間が経ち手元資金が少なくなってくると、今度は再度借入をお願いする手続きが必要になってくるなど営業ではないところに時間と手間を使ってしまいますので、悪循環に陥ります。

まとめ

長年にわたり起業サポートの現場を見ている経験から、「量を重視した営業」に徹底した方ほど、事業がうまくいっていると言えます。

また、開業時には資金面の理由もあり、スピード感を意識して売上を確保していかなければならない理由があり、「質」を重視する営業をする余裕もありません。

開業時は、とにかく量が先で質は後から付いてくると考えることをお勧めします。

 

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