【30年の相談現場で本当にあった話】「会社を作るのは半年待ちましょう」と私が伝えた理由
はじめに
こんにちは。
**わたしの起業相談窓口(行政書士・相続と起業の相談窓口)**の下村です。
会社設立のご相談をいただくと、
「すぐに会社を作りたいです。」
というお話を伺うことがあります。
もちろん、会社を設立すること自体は難しいことではありません。
しかし私は、30年以上にわたり創業・起業支援に携わる中で、あえて
「会社を作るのは半年待ちましょう。」
とお伝えしたことがあります。
「会社設立を仕事にしている行政書士なのに、なぜ会社設立を勧めないのですか?」
そう思われるかもしれません。
今回は、その理由についてお話しします。
※実際の相談事例をもとに、個人や企業が特定されないよう内容を一部変更しています。
「早く会社を作りたい」
ある日、一人のご相談者様が来所されました。
事業内容も決まっており、起業への熱意も十分に感じられました。
「できれば来月には会社を設立したいです。」
それが最初のご希望でした。
私はいつものように、
事業内容、
資金計画、
今後の見通しなどをお聞きしました。
すると、一つ気になることがありました。
まだ準備が整っていなかった
お話を伺ううちに、
事業の方向性は決まっていましたが、
- 取引先との契約はこれから
- 売上の見込みがまだ不確定
- 自己資金も十分ではない
- 創業融資の準備もこれから
という状況でした。
会社を設立することはできます。
しかし、その後の経営に不安が残る状態でした。
私がお伝えした一言
私は少し考えた後、こうお伝えしました。
「会社を作るのは半年待ちましょう。」
ご相談者様は少し驚かれたご様子でした。
「会社設立をお願いしに来たのに、待った方がいいんですか?」
そう聞かれました。
私は、
「今は会社を作ることよりも、事業を成功させる準備を優先した方がいいと思います。」
とお話ししました。
半年間で準備したこと
その後の半年間で、
事業計画を見直し、
取引先との打ち合わせを進め、
自己資金を増やし、
創業融資の準備も整えました。
焦らず、一つずつ。
会社を設立することではなく、
「会社を続けられる状態をつくること」
を目標に準備を進めました。
半年後、自信を持って会社設立
半年後、再びご相談に来られたご相談者様は、以前とは表情が違っていました。
事業計画にも自信があり、
創業融資の準備も整い、
取引先との話も進んでいました。
そして会社を設立。
その後、順調に事業をスタートされました。
後日、
「あの時、待つように言っていただいて本当に良かったです。」
というお言葉をいただきました。
行政書士の仕事は会社を作ることだけではない
行政書士は会社設立の専門家です。
しかし私は、
会社を作ることだけが仕事だとは思っていません。
もし、
今会社を作ることでお客様が不利益になるのであれば、
私は正直にお伝えします。
早く設立することが正解とは限りません。
お客様にとって最も良いタイミングで設立すること。
それが大切だと考えています。
「設立すること」と「成功すること」は違う
30年以上、創業・起業支援に携わってきて感じることがあります。
会社設立は、一日でできます。
しかし、
会社を続けることは簡単ではありません。
だから私は、
「設立できます。」
だけでは終わりません。
「成功するためには、今何を準備すべきか。」
そこまで一緒に考えることを大切にしています。
私が目指している支援
私は、
依頼されたことだけを進める専門家ではなく、
お客様にとって最善の選択をご提案できる専門家でありたいと思っています。
時には、
「今ではありません。」
「もう少し準備しましょう。」
そうお伝えすることもあります。
それは、お客様の夢を本気で応援したいからです。
最後に
会社設立には、「早ければ早いほど良い」という正解はありません。
本当に大切なのは、
**「安心してスタートできる状態で会社を設立すること」**です。
私はこれからも、手続きを進めるだけではなく、お客様一人ひとりにとって最適なタイミングを一緒に考えながら、30年以上の経験を活かした伴走型支援を続けてまいります。
起業を考えている方、会社設立のタイミングで迷われている方は、ぜひ一度ご相談ください。
一緒に、あなたにとって最良のスタートを考えていきましょう。
起業・会社設立のご相談は「わたしの起業相談窓口」へ
会社設立は、会社を作ることが目的ではありません。
**「設立後も安定して経営を続けること」**が本当の目的です。
銀行員として14年間勤務し、その経験を含めて30年以上にわたり創業・起業支援に携わってきた経験を活かし、
- 株式会社・合同会社設立
- 創業融資サポート
- 事業計画書の作成
- 日本政策金融公庫・制度融資のご相談
- 補助金活用のアドバイス
- 設立後のアフターサポート
まで、一貫してサポートしています。
「ホームページのブログを見ました。」
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まずはお気軽にご相談ください。
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