会社名は、一度決めると簡単には変えられません
会社を設立する際、多くの方が悩むのが**「会社名(商号)」**です。
「どんな名前が良いのだろう?」
「会社名で売上は変わるの?」
「好きな名前を付ければいい?」
会社名は、会社の顔となる大切なものです。
設立後に変更することもできますが、登記変更や名刺・ホームページ・看板などの変更が必要となり、時間も費用もかかります。
そのため、会社設立前にしっかり考えて決めることが重要です。
今回は、会社設立を数多くサポートしてきた起業専門の行政書士が、後悔しない会社名の決め方をご紹介します。
商号とは?
商号とは、
会社が営業活動を行う際に使用する正式な会社名です。
例えば、
- 株式会社〇〇
- 合同会社〇〇
などが商号になります。
名刺や契約書、請求書、銀行口座など、あらゆる場面で使用されるため、長く付き合う名前になります。
ポイント① 覚えやすい会社名にする
会社名は、
「覚えてもらえること」
がとても重要です。
例えば、
- 読みにくい漢字
- 長すぎる会社名
- 英語ばかりの名前
では、お客様が覚えられません。
初めて聞いた人でも、
「聞き取りやすい」
「覚えやすい」
会社名がおすすめです。
ポイント② 事業内容がイメージできる
必ずしも事業内容を入れる必要はありませんが、
会社名から、
「何をしている会社なのか」
が伝わると信頼につながります。
例えば、
- ○○不動産
- ○○建設
- ○○サポート
- ○○デザイン
などは、業種が分かりやすい例です。
一方で、将来事業を拡大する予定がある場合は、特定の業種名を入れないという考え方もあります。
ポイント③ 将来を見据えた名前にする
会社は設立後に成長していきます。
例えば、
「秋田〇〇サービス」
という会社名でも、将来県外へ事業展開する可能性があります。
また、
「○○工務店」
として設立したものの、後に不動産業やリフォーム業にも進出することもあります。
現在だけでなく、5年後、10年後の事業展開も考えて商号を決めることが大切です。
ポイント④ ホームページのドメインも確認する
最近では、
会社名と同じドメイン(ホームページアドレス)が取得できるかどうかも重要です。
例えば、
会社名を決めても、
希望するドメインがすでに使用されていることがあります。
ホームページやメールアドレスまで考えながら商号を決めると、統一感のあるブランドづくりにつながります。
ポイント⑤ 同じような会社名がないか確認する
会社法上は、同一住所で同一商号でなければ登記できる場合があります。
しかし、
似た会社名が近隣にあると、
- お客様が間違える
- 郵便物が届きにくい
- 信用面で誤解を招く
などの問題が起こる可能性があります。
設立前に、
法人番号公表サイトなどで類似商号を確認することをおすすめします。
ポイント⑥ 商標登録も意識する
将来ブランド化を目指すのであれば、
商標登録されていないか確認することも重要です。
特に、
- 商品名
- サービス名
- ブランド名
として長く使う予定であれば、一度確認しておくと安心です。
こんな会社名は注意が必要
会社名を決める際には、次のようなケースは慎重に検討しましょう。
- 読み方が分からない難しい漢字
- 英数字や記号を多用している
- 他社と間違えやすい名称
- 一時的な流行語を取り入れている
- 将来的に事業内容と合わなくなる可能性がある名称
「かっこいい名前」よりも、「信頼され、覚えてもらえる名前」を意識することが大切です。
元銀行員から見た「会社名」の印象
銀行員時代、多くの会社とお付き合いをしてきました。
その中で感じたのは、
会社名だけで融資の可否が決まることはありません。
しかし、
会社名は、金融機関や取引先が最初に目にする情報です。
読みやすく、覚えやすく、誠実な印象を与える会社名は、初対面での信頼感にもつながります。
もちろん、最終的に評価されるのは事業内容や経営姿勢ですが、会社名はその第一印象を左右する重要な要素と言えるでしょう。
商号は専門家と一緒に考えるのもおすすめ
会社名は、
- 会社設立
- 定款作成
- ホームページ
- ドメイン
- 将来の事業展開
なども考慮して決める必要があります。
起業専門の行政書士と相談しながら決めることで、
「もっとこうしておけば良かった…」
という後悔を防ぐことができます。
秋田で会社設立なら「わたしの起業相談窓口」へ
**わたしの起業相談窓口(運営:行政書士・相続と起業の相談窓口)**では、
会社設立だけではなく、
- 商号(会社名)のご相談
- 定款作成
- 株式会社設立
- 合同会社設立
- 創業融資
- 事業計画書作成
- 設立後1年間のアフターサポート
までワンストップでサポートしています。
「どんな会社名が良いか迷っている」
「将来も見据えた会社名を考えたい」
という方も、お気軽にご相談ください。
まとめ
会社名(商号)は、一度決めると長く使い続ける大切な財産です。
後悔しないためには、
- 覚えやすい
- 読みやすい
- 事業内容や将来性を考慮する
- 類似商号やドメインを確認する
- ブランドとして育てられる名前を選ぶ
ことが重要です。
起業は会社名を決めるところから始まります。
将来も愛着を持って使い続けられる商号を、じっくり考えてみてください。